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メダカのおうち

メダカ増産への軌跡

メダカ飼育の原点

もともとメダカの飼育を始めたのは、今から8年ほど前です。最初はクロメダカが一番だろうと思って、クロメダカを5匹購入して飼育していました。近所にペットショップが有り、そこで購入しました。

このころは本当にメダカのことを良く知らず、失敗をたくさんしました。初めはサラダボールにメダカを入れ、酸素不足になるかもしれないからとネットで購入した水草(キューバパールグラス)を植えたのですが、食卓の照明では光量が足りず、キューバパールグラスが成長しません。そこで、天気の良い日にサラダボールごとベランダに移動して日向ぼっこをさせたのですが、水が高温になり、メダカが死んでしまいました。

この経験から、サラダボールで水草を育てるのは無理と悟りました。30cmのガラス水槽を購入し、ライトも購入して水草が茂るメダカ水槽を目指しました。

紅いメダカに惚れて

水槽飼育に取り組もうとしているとき、道の駅で紅いメダカに出会いました。5匹500円という格安の値段で、紅く美しい楊貴妃メダカが売られていたのです。

すぐにそのメダカを購入し、水槽に入れることにしました。また、過去の失敗からメダカをよく研究しようと、ネットや書籍でメダカのことを調べ、水合わせが大事だとか、必要な酸素量は少なく、エアレーションは必要ない、エアレーションをするとかえってメダカに良くないことなどを知りました。

最初は酸素補給のためにと導入していた水草ですが、ネットで紹介されている美しいアクアリウムに魅せられて、水草を綺麗に育ててみたいと考えだしたのもこの頃ですね。

水草育成にハマる

アクアリウムとして良く紹介されていた水槽は、パールグラスやグロッソスティグマなどの水草が水槽の底に絨毯のように広がっていて、とても美しいものでした。

自分もこんな緑の絨毯を作りたいと思い、グロッソスティグマに挑戦しました。しかし、すぐにガラス面や水草の表面にコケが生え、到底綺麗なアクアリウムにはなりませんでした。

この頃から、コケ取り生物に注目するようになりました。

コケ取り生物を色々試す

まずはガラス面のコケをなんとかしたいと、ペットショップで石巻貝を3匹ほど購入し、水槽に投入しました。

しかし、ガラス面は石巻貝が通ったあとだけキレイになり、網目模様のようになってしまい、これではダメだと落胆したのを覚えています。結局定規を使ってガラス面のコケをこそげ取っていました。

次に、水草についたコケをなんとかしたいと思い、コケ取り能力が高いと評判のヤマトヌマエビを投入しました。しかしこのエビ、大きいんですよね。4〜5cmぐらいあって、小さなメダカが泳ぐ30cm水槽の中で、まるでヤマトヌマエビが主役かのように目立つのです。

結局ヤマトヌマエビはこの水槽に似合わないと、取り出して別に飼育するようにしました。代わりに小さなミナミヌマエビを導入しました。コケ取り能力には劣りますが、数を確保してコケ取りをさせるようにしました。

しかし、楊貴妃にたいしてミナミヌマエビは地味で存在感がなく、そのうちもっと綺麗なエビが欲しいなーと思い始めました。そんな時、ペットショップでレッドチェリーシュリンプに出会ったのです。

レッドチェリーシュリンプは大きさはミナミヌマエビほどで、コケ取り能力は大差ないようだけど、紅くてとても綺麗なので、数匹購入して水槽に投入しました。

また、ガラス面のコケ取りがあまりに大変だったので、石巻貝以外にもっと有効な貝はいないかと調べ、出会ったのがフネアマガイです。早速フネアマガイも投入しました。コケ取り能力は抜群でしたね。

メダカの繁殖に取り掛かる

水草が順調に成長しだした水槽で、楊貴妃メダカが産卵をするようになりました。早朝に産卵して、夕方までには水草に産み付けるようになったのです。

実はこの時、まだメダカの親が稚メダカを捕食することを知りませんでした。そのまま放置していたら、卵に目が出来、中で動くようになり、そして孵化して水面に勢いよく泳ぎだしたその瞬間、親メダカに食べられました。僕も妻も娘もその瞬間を見ました。衝撃でしたね。

そこで、それからはピンセットで水草から卵を取り、別の容器に卵を入れる作業をするようになりました。しかしこの作業が後に想像もしない大惨事を起こしたのです。

際限なく増えるメダカ

毎日水草から卵を取っては、孵化させるための水槽に移していいたのですが、孵化が始まると、毎日どんどん稚メダカの数が増えました。ええ、もう、際限なくです。

増えすぎたメダカ、しかしちゃんと育ててあげないと可愛そう。それで、容器をたくさん買ってきてベランダに並べ、稚メダカのサイズに合わせて分ける作業をしました。ただ、あまりに増えたメダカを前に、途方に暮れてしまいました。

フリマで売ろう!

翌年、ベランダいっぱいに並べた水槽に沢山の紅い楊貴妃メダカが泳いでいます。「こいつら、どうしようか?」と妻に相談したら、「フリマで売ったら?」というナイスな回答が。

早速フリマで販売する準備をし、いざ出品! が、最初はあまり売れませんでした。道の駅価格ではフリマでは通用しないということを知りました。

そこで値段を再考し、とにかくたくさんの人に分けたいのが一番ということで、道の駅の4割程度の価格にしてみたら、飛ぶように売れたのです。

このころ、屋号を「メダカのおうち」として、情報配信のためにこのサイトを立ち上げました。

メダカの養殖が楽しくなってきた

メダカの販売が楽しくなるにつれ、メダカの増産にも力を入れるようになりました。そのころ、幹之メダカと出会います。道の駅には売っておらず、ペットショップで高価で販売されていたのですが、その美しさに惚れて、すぐに購入して繁殖に取り組みました。

幹之メダカは横から見るより上から見たほうが綺麗だなと感じ、スイレン鉢を購入して幹之メダカを飼育するようになりました。水槽は楊貴妃、スイレン鉢は幹之という風にし、交雑させずに卵を産ませて育てました。

フリマで販売するメダカの種類が1種類増えたので、それが楽しくてよりメダカの養殖に力を入れるようになりました。

引っ越ししてより増産へ

このころ、戸建てに引っ越したので、家の横に発泡スチロールの箱をたくさん並べて、楊貴妃メダカ、幹之メダカ、東天光メダカ、青メダカを養殖するようになりました。

また、このとき庭にビオトープを作り、ビオトープでもメダカの飼育をするようになりました。

ビオトープの写真

そしてある大雨の翌日、娘が家の前の用水路にメダカが流されてきているのを発見したのです。娘はすぐに網でメダカを捕獲し、僕のところに持ってきました。

見てみるとびっくり、とても美しいスーパー幹之メダカと、錦メダカだったのです。

スーパー幹之は4匹いたので、すぐに繁殖に取り掛かりました。錦メダカは1匹だったので、楊貴妃メダカと交配させ、子孫を得ることにしました。

大惨事が相次ぎ発生

家の横に並べた発泡スチロールの箱の下からスギナが生え、発泡スチロールを突き破って水漏れするという惨事が起きました。発泡スチロールじゃだめだと思い、プラスチックケースに切り替えていったのがこの頃です。

しかし、本当の惨事はそれからでした。家の壁にくっつけて水槽を並べていたのですが、ある雨の日の翌日、親メダカが大量死したのです。

考えられるのは家の壁または屋根からなんらかの有害物質が溶け出して水槽に流れ込んだのではないかということ。さすがにそこまで考えてないので、ただ途方にくれました。

再挑戦の決意

幸いなことに、このとき全てのメダカの卵を採取していたのです。二度と同じ失敗をしないように、家の裏の広いスペースにプラスチックケースを並べて、卵から育て直しました。

努力の甲斐有り、スーパー幹之メダカ、楊貴妃メダカ、東天光メダカ、錦メダカを無事成長させました。青メダカについては、綺麗な個体が得られず、繁殖を断念しました。

錦メダカについては、楊貴妃メダカとの交配で得られた数匹の錦の特徴をもつ子孫を得ていたのですが、数匹をビオトープに入れ、残りを親として育てている時に大量死に遭遇しました。

ビオトープには1匹の錦メダカしか残っていなかったのですが、これを捕獲して再度親として育てようと決めました。ビオトープからのメダカの捕獲は大変な作業で、なかなか捕まえられなかったのですが、妻が、銀色のお玉をビオトープに沈めておくと、キラキラ光るお玉にメダカが興味をもって集まってくるのを発見し、お玉に錦メダカが入った瞬間にすくい上げるという神業的な技を開発して、ようやく錦メダカを保護することに成功しました。

品種にこだわる

楊貴妃メダカの子供でも、あまり赤くならないもの、スーパー幹之メダカの子供でも、あまり光らないものが生まれてきていました。より紅いものを、より光るものをと追求し始め、選別作業を行うようになりました。

スーパー幹之メダカは、本当に美しいとても光る個体が出てきては親メダカとして手元に残し、いまいち光らないものはミックスメダカとして、他のメダカと一緒にフリマで販売するようにしました。

楊貴妃メダカについては、なかなか思うように真っ赤な個体が得られず、ペットショップや道の駅を回って、より紅いものを親として探し求めました。楊貴妃は親がどんなに紅くても、子供が上手く紅くならないことにこのころ気づきました。

楊貴妃メダカは親からの遺伝よりも、生まれてからの環境にその紅が影響を受けることが分かってきました。十分な太陽の光を浴びせさせ、餌には色揚げ用の餌を使うようにしました。その甲斐あってか、徐々に紅い個体を販売できるようになってきました。

錦メダカは、特に美しい柄、黒がオレンジの上にはっきり浮き出るものを選別して、より美しくすることにこだわりました。ただ、錦メダカは体が十分に大きくならないと、黒い斑が美しく出てきません。とにかく大きく育ててキレイになるかどうかを見極めて繁殖しました。これはけっこう大変な作業でした。

ダルマメダカに魅せられる

楊貴妃メダカ、幹之メダカ、錦メダカ、クロメダカの繁殖中に、時々ダルマメダカが生まれるようになってきました。最初はすぐに死んでしまうことが多かったので、これを増やそうとかは思いませんでしたね。

ただ、3年前の秋、とても綺麗な幹之メダカのダルマと、東天光のダルマが3匹ずつ育っているのを見つけました。大事に育てようとこれらのメダカを別の容器に移したのですが、東天光メダカのダルマは1ヶ月ぐらいで全滅しました。このあとも東天光メダカのダルマは数回得られたのですが、長生きしないですね。どうも難しいです。

この時生き残った幹之メダカのダルマが、僕にダルマメダカ繁殖の決断をさせました。あまりに美しく可愛らしいダルマメダカを前に、もっと増やしたいという思いが湧き上がってきたのです。

ダルマメダカ増産は難しい

ところが、この3匹の幹之ダルマは、結局一度も産卵しませんでした。オスとメスがいたのですが、なぜか産卵せずに、1年半ほどで死んでいきました。

ダルマメダカが諦められない僕は、繁殖中の各種メダカの子供からダルマメダカと半ダルマメダカを見つけ出し、集めて繁殖に挑戦し続けました。

そして2018年、ついにダルマメダカの増産に成功したのです。ダルマメダカから生まれるメダカの殆どがダルマメダカになることもこの時発見し、ダルマメダカの量産は可能と確信しました。

そして委託販売へ

美しいメダカがコンスタントに得られるようになったので、今年、いよいよ「スマイルほうふ」でメダカの委託販売を開始しました。ここまでの道のりは結構長かったです。

ただ、新しい品種を生み出すというところまではまだやっていないので、今後挑戦してみたいですね。

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店舗販売へ

スマイルほうふにてメダカ販売中

山口県防府市の産地直売所「スマイルほうふ」にて、メダカの委託販売をしています。沢山のメダカがお手頃価格で販売されていますので、ぜひお立ち寄りください。

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可愛いメダカのLINEスタンプが完成しました。メダカ好きにはたまらないかわいらしさです、是非使ってみてください。

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