メダカのおうち

ビオトープを作ろう

ビオトープ

ビオトープって?

ビオトープとは、池を中心に水辺の自然を人工的に作り、鳥や水生昆虫、魚、両生類などの住処として生態系を都市などに再現するものです。

人間が壊してしまった自然を再現することで、そこに憩いの間や安らぎの空間を作ります。生き物が増えることで、人は安心を感じたりします。

少しのスペースでもビオトープは作れます

ビオトープというと、公園などにある大きなものを想像されるかもしれませんが、ご自宅でもちょっとしたビオトープは作れます。
お庭や中庭、ベランダなど、小さなスペースでも上手に水場を作ることで、自然の生き物を呼び込むことが出来ます。

水場があると、鳥や水生昆虫などがやって来て、人を楽しませてくれます。水生植物やその周りを彩る様々な植物が、目を楽しませ、安らぎを与えてくれます。

厄介なのは蚊

水があると安らぎを与えてくれる反面、厄介な生物も引き寄せてしまいます。その代表格が蚊です。蚊は水たまりに卵を産み、ボウフラが育ち、増えます。
でも安心してください! メダカがいる水たまりにボウフラは発生しません。メダカはボウフラを好んで食べます。また、卵を産みにやって来た蚊も食べます。ビオトープにメダカがいることで、蚊の発生を防いでくれるのです。

メダカは10Lぐらいの水があれば元気に生きていきますし、水草があれば繁殖もします。そして、ビオトープに魚がいるのはとても楽しいことです。緑に囲まれた水の中を元気に泳ぎ回るメダカを観るのはとても楽しく、また安らぎを与えてくれます。夏場には涼を感じることも出来ます。

注意すること

ビオトープは自然の生態系を再現します。当然、メダカの天敵もやってきます。メダカの天敵には、鳥類、両生類、水生昆虫などがいますが、特に注意しないといけないのが水生昆虫です。日本、特に都会ではタガメやゲンゴロウといった水生昆虫はすっかり姿を消してしまったのであまり気にすることはありませんが、トンボの幼虫のヤゴには注意が必要です。トンボは移動範囲が広く、適当な水場があると卵を産みます。卵からかえったヤゴはメダカを捕食します。

ヤゴ対策として、トンボが卵を産めないように金網を用意するといった方法がよく紹介されていますが、はっきり言って美しくありません。オススメなのは、ヤゴのエサをビオトープに呼び込むことです。ここでいうヤゴのエサとはオタマジャクシです。そう、カエルをビオトープに呼び込んで、たくさんの卵を産んでもらうのです。オタマジャクシはメダカより泳ぐのが遅く、ヤゴにとってはメダカよりも捕まえやすいかっこうのエサなのです。つまり、ヤゴにはオタマジャクシを食べてもらい、満腹になってもらうことでメダカが食べられるのを防ぐことが出来ます。

ビオトープの作り方

ビオトープの中心は池ですが、庭に池を作るというのは大変な労力と費用が必要ですし、お庭がない場合もあるので、もっと手軽な方法を考えます。オススメはプラ舟を使うことです。プラ舟というのはコンクリートをこねる際に使うプラスチック製の容器のことで、さまざまなサイズがありますが、お庭がある場合は、60Lから80L程度のものを、ベランダなどの場合は40L程度のものを使うことをお勧めします。

お庭にプラ舟がすっぽり入る大きさの穴を掘ってプラ舟をはめ込めます。出来るだけ水平になるように土で高さを調整し、周りの隙間も全て土で埋めてしまいます。

お庭がない場合はプラ舟の周りに植木鉢やプランターを置いて、植物を植えられるようにします。

次に、プラ舟内に市販の水生植物の土を入れます。深さは2〜3cmぐらいで十分です。そして、手頃なサイズの石を用意して、プラ舟の内側10cmぐらいの所に円になるように配置します。プラ舟の壁と配置した石の間にさらに水生植物の土を入れていき、深さ10cmぐらいの棚を作ります。この棚に水生植物を植えます。

プラ舟に植える水生植物は、真ん中ほど上に伸びない植物、外側には水面から上に出るぐらい上に伸びる植物を選びます。これは、植物によってプラ舟の縁が見えなくすることで、より自然な池に見えるようにするためです。

中心に植える上に伸びない水生植物でオススメは、グロッソスティグマパールグラスショートヘアグラスです。これらの植物は太陽の光を好みますので、影になる場合はあまり育ちません。日当たりが良い場所の場合に選んでください。

石と土で作った棚に植える上に伸びる水生植物でオススメは、ウォーターマッシュルーム(ウォーターコイン)ウォータークローバーウォーターバコパです。ウォーターコインとウォータークローバーはランナーが伸びてプラ舟から外にまで繁茂して、境界線を隠してくれてより自然な感じになります。また、ポイントとしてヒメスイレンなども趣があってよいです。

植物を植えたら、真ん中に平たいお皿を置いて、そのお皿にかけるように水を入れていきます。水をそのまま入れると植えた植物が抜けてしまうことがあるので、皿を利用します。入れる水は水道水で構いません。塩素は1日ほどで抜けていきます。

生き物を入れよう

水を入れて2〜3日してから、メダカを入れます。また、藻やコケの対策としてエビを入れることをお勧めします。オススメはミナミヌマエビです。苔取りとしてはヤマトヌマエビの方が戦力になりますが、ヤマトヌマエビは淡水では繁殖しません。ミナミヌマエビなら自然繁殖するので、最初に10匹ほど入れるとちょうどよい数で安定してきます。※エビを入れる場合は前記の水生植物は無農薬のものを選んでください。ネットで無農薬と書かれているものを買うのが確実です。

周りにも植物を植える

プラ舟の縁が隠れるように周りにも植物を植えましょう。大きな葉の植物を選ぶと、池に影が落ちて、夏場の急激な水温上昇を防いでくれます。特に西日が要注意です。西日を防いでくれるように、西側に大きめの植物を配置するのが良いです。

エサ

十分な環境が出来ればエサは不要です。生態系が出来上がればメダカは自然に発生したプランクトンなどを食べて生きていきます。水草が隠れ場所を作ってくれるので自然繁殖も可能です。そのビオトープのサイズに合った個体数に自然と調整されていきます。

足し水

人工的に作られたビオトープには、直接入る雨しか水を補うものがありません。特に水生植物が茂ると、どんどん植物の蒸散(葉から水を蒸発させる働き)により、水はどんどん減ります。真夏は出来れば毎日足し水をしてください。旅行に出かける場合は、ペットボトルを利用した自動給水器が役に立ちます。

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